キャバ嬢にとって同伴とアフターはどっちが大事なのか。

おはようございます。蔵之介です。
今回は、「キャバ嬢にとって同伴とアフターどっちが大事なのか」
というテーマについて解説します。

同伴というのは、お店に出勤する前にお客様と店外でご飯を食べたりしてからお店にそのまま一緒に行くことです。
アフターとは、お店の営業後にその日来てくれたお客様とバーやサパーで再度合流して飲んだりすることです。

どちらも店外での営業活動ということになりますが、時間帯やお客様の種類が大きく違ってきます。
もちろんやる気に満ち溢れていて両方頑張るならそれはそれで素晴らしいんですが、結構しんどいです。

なので、優先するとすればどちらなのかという意味でこの記事は書きます。

これからキャバ嬢をやってみたい方や初心者キャバ嬢さんは、よかったら参考にしてみてください。

キャバ嬢は同伴とアフターのどちらを頑張るべきか

まず結論から言います。
同伴の方がアフターより大事です。

なぜなら、同伴が大事というより、同伴してくれるお客様の方がアフターをしたがるお客様より大事だからです。

同伴してくれるお客様というのは早い時間に飲んで早めに家に帰るというスタイルの生活をしている場合が多く、社会的にしっかりとした仕事をされていたり家族がいたりする傾向にあります。
そのため、お客様としての質が高いです。

アフターをしたがるお客様は、夜中中飲める生活をしているということで、あくまでも傾向としての話にはなりますが、社会的にそんなにちゃんとした方ではない場合が多いです。
そのため、お客様としての質は下がります。

キャバ嬢にとって質の高いお客様と質の低いお客様とは

質の高いお客様

質の高いお客様というのは、キャバ嬢にかかる負担が少ないお客様ということです。
具体的にどういうことかと言うと、飲み方が上品で無理に大量のお酒を煽ってきたりするような飲み方をしないということです。
また、キャバ嬢に過剰な要求や揺さぶりをかけてくることもほとんどありません。
単価はそこまで高くなくとも、長く指名で通い続けてくれます。
同伴してくれるお客様というのは、圧倒的にこういうタイプのお客様が多いのです。

質の低いお客様

それに対して質の低いお客様というのは、キャバ嬢にかかる負担が大きいお客様ということです。
具体的にどういうことかと言うと、大量にお酒を頼み、シャンパンやショットの一気飲みなど派手な飲み方をします。
来店時間も遅めであることが多く、閉店までお店にいてそのままキャバ嬢とアフターに行くことが目当て、という感じです。
そして、アフター先でもまだ更に飲みます。

「沢山お酒をオーダーして、派手な飲み方をしてくれるなら単価が上がって売上が作れるから、アフター客の方が良くない?」
と思うかもしれませんが、この飲み方に毎回付き合うのは想像以上にハードです。
体力勝負の世界になってきます。

また、その後アフター先でも飲むことになりますが、当然この飲酒は自分の売上にはなりません。
要は、自分の売上よりも自分の労力の消耗の方が上回ってしまい、疲弊してしまうのです。
自分の体を過度に酷使しながら作る売上は長続きしないのです。

それに、アフター好きなお客様は単価が高いことを武器に割とすぐに枕を要求してくる確率が高いです。
枕に一切の抵抗がないなら別にいいんですけど、普通はそうではないですよね。
それに、筆者は以前の枕営業に関する記事でも書きましたが、枕営業は長期的に考えるとあまり効果的な手段とは言えないので、結局するだけ損なのでしない方がいいです。

大量にお酒を飲まされ、枕の要求に悩んだり、しょうがなくその要求を受け入れたり、断って指名を切られたり、そんなことを続けていると多くのキャバ嬢が病んでしまうのです。
最初は高単価が魅力的で飛びついても、体の過度な酷使と心の病みで長続きしないのです。

もちろん、アフター客で売上を作り続けるキャバ嬢もいますが、かなりタフでパワフルです。
何が何でもお店のナンバーに入らないと気が済まないぐらいの気合がないとできません。

同伴顧客をたくさん抱えていれば売上も精神も安定させられる

普通のキャバ嬢なら間違いなく質の高いお客様を掴む努力をした方がいいです。
その代表的な例が、同伴してくれるお客様だということです。
ただ、アフター客に比べて単価は低いので、抱えている組数が大事になってきます。
単価の低さは組数の多さで補うのです。

アフター客が1回の会計で50万使うとしても、10組の同伴客にそれぞれ5万円ずつ使ってもらえば同じ売上になります。

この組数スタイルの良いところは、一人のお客様に依存することがないという点です。
最悪、何か過剰要求などをしてきて手に負えなくなったら、スパッとお別れしてもそこまでダメージは大きくありません。

さっきの例で言うと、1回の会計で50万使うアフター客に頼りまくっている場合は指名を外されるのは大ダメージですが、1回の会計で5万使う同伴客に指名を外されてもダメージは小さいし、他にまだ9組いるので安心です。

要するに、組数を抱えていれば売上をある程度安定させられるのです。
売上の安定は精神の安定にもつながります。

少数の高単価顧客に依存しているキャバ嬢は、そのお客様に振り回されて精神的に安定していないことが多かったです。

同伴顧客をたくさん抱えるようになって、それでももっと売上を作りたいと思うなら、高単価なアフター客の獲得にも挑戦していけばいいです。
ですが、アフター客は掴んでも負担が大きくすぐに切れる可能性も高いため、同伴顧客の方もちゃんと大切にし続けましょう。
アフター客が切れたとしても同伴顧客で売上を安定させられるようにしておくことが大切です。

まとめ

同伴が大事というより、同伴してくれるお客様は質が高いから大事です。

アフター客より単価は低くても、負担が少なく、指名し続けてくれる可能性が高いため、同伴してくれるお客様を複数人掴めば、売上をある程度安定させることができます。

そして売上が安定すれば、精神的にも安定します。

後書き

今回は同伴とアフターのどちらが大事かについて書きました。
同伴の方が大事だと散々主張しましたが、人によっては質の低いお客様の方が得意だという場合があります。
そういう場合は、絶対に同伴を頑張らなければいけないということではありません。
ドンチャン騒ぎする方、色黒のギラギラした方、輩さん、こういうタイプのお客様が得意な場合は、アフターを頑張った方が間違いなく結果が出ます。
こういうお客様を得意とするキャバ嬢さんはタフな場合が多いので、問題ありません。
酒が強く、大声でコールができるようなタイプのキャバ嬢さんです。
ただ、こういうタイプだとしても同伴客はいざという時の保険になるので、掴む努力は普段からしておくことをお勧めします。

※このブログ記事は筆者の10年近くの黒服経験をベースに書いており、都心のキャバクラでの経験を元にしています。地域によっては少し異なるかもしれません。
ですが、キャバクラは基本どこも似たりよったりだと思います。

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