枕営業をするキャバ嬢は実際いるのか。枕営業という手段は売上をつくるために本当に効果的な手段なのか。

おはようございます。蔵之介です。

今回は「枕営業をするキャバ嬢は実際いるのか」
というテーマについて、約10年黒服経験のある筆者が嘘偽り一切無しで解説します。

知っているとは思いますが、枕営業というのは女性が何かしらの利益を得るために男性に体を提供することです。
男性側から提案されることもありますし、女性側から積極的に武器として提案することもありえます。

キャバクラなどの水商売の業界では、この枕営業という手段を使って利益を得る女性がいる、というイメージは割ともう浸透しているかと思います。

  • それでも、本当のところどうなの?
  • 実際にあるの?
  • 枕営業をすれば売上を簡単につくれたりするの?

というような疑問を持っている方はこの記事を読めば、

  • 枕営業をするキャバ嬢は実際にいるのか
  • 枕営業をするキャバ嬢はどんなタイプの女性が多いのか
  • 枕営業は本当に効果的な手段と言えるのか

といったことが理解できるかと思います。

これからキャバ嬢をやりたい方や、やり始めたけれど指名が思うように取れず悩んでいるような方はこの記事を読んでおくことで、間違えた努力をしなくて済みます。

よかったら参考にしてみてください。

枕営業をするキャバ嬢は実際いるのか

まず結論から言います。

います。

少なくとも、筆者の10年の黒服経験の中で枕営業するキャバ嬢にはそれなりに出会いました。

まぁ実際にいることはすでに知っている人も多いと思います。

なので、ここからは筆者が出会った枕営業キャバ嬢の特徴や枕営業の有効性について解説していきます。

枕営業キャバ嬢の特徴

これは一括りには言えないですが、キャバ嬢として成果を上げたい、売上をつくってみんなから認められたい、というような割と仕事に対して一生懸命で承認欲求が強いタイプの方が多かったように思います。

一生懸命だからこそ、枕営業をしてまで売上を作ろうという発想になってしまうのです。
一生懸命じゃない、やる気のないキャバ嬢はそんなことしてまで売上作る気なんてそもそもありません。

なので、とにかくお金を稼がなければいけない目的や理由があったり、売上を沢山つくって他のキャバ嬢たちや黒服たちから一目置かれたい、という承認欲求が枕営業へとキャバ嬢を突き動かす原動力となります。

枕営業の目的は、その行為の見返りとして高額なシャンパンを下ろしてもらうことだったり、切れてしまいそうな顧客を繋ぎ止めることだったり、そのキャバ嬢ごとにいろいろですが、要は自分の利益の確保ということになります。

また、枕営業をするキャバ嬢はお客様全員にそんなことをするかと言うと当然そんなことはありません。
大抵の場合は、自分にとって重要なお客様、わかりやすく言うと太客にしかしないことが多いです。
太客以外に枕営業をしたとしても、行為に対しての見返りが少ないからそこまでする必要はない、という合理的な判断によるものです。
全ては金額がモノを言います。

枕営業は本当に効果的な営業手段なのか

これも一概には言えませんが、筆者は効果的ではないと考えています。

なぜなら、枕営業をすることによって逆に顧客切れを起こすという皮肉が待っているからです。
一時的には割と売上を作ることができても、継続することができないのです。

これはどういうことかというと、男性は枕営業によって最終目標を達成してしまうことになり、それ以上そのキャバ嬢に努力しようという気持ちがなくなってしまうのです。
男性にとって多くの場合、キャバ嬢との最終目的が大人な行為をすることだったりします。
この目的を達成するために来店し、お金を使って一生懸命アプローチをするわけです。
この目的を達成するということは、もうラスボスを倒してしまうことと同じです。
それまでは、大人な行為に行き着くために一生懸命お店に来て頑張ってきた男性が目標を失ってしまうのです。

そしてその後は数回指名で来てくれたとしても、徐々に来店頻度が下がり、1回枕をしたことによってその後もたびたび枕を要求し、最終的にはお店に来ないのにホテルに行こうとかセフレのような誘い方をしてきたりするようになるわけです。
なんなら、今度はまた違うキャバ嬢を抱くために頑張るみたいな新たな目標を作り、違うキャバ嬢を指名するようになってしまったりすることもあります。

要は、枕までしてもその後に枕以外の価値を感じてもらうことができなければ最終的に飽きて捨てられる、ということです。
キャバ嬢の中には、枕営業をすることによってお客様から好きでい続けてもらえる、指名し続けてもらえると勘違いしている方がいますが、全くそんなことはありません。
お客様はそれ以上の価値がないとなると、あっという間に目移りしていくものです。
男性心理にはこういう傾向があるので、枕営業はするなと自分のお店のキャストには言っていました。それでもする子はいましたが。

枕営業が必ずしも残念な結果に終わるとは言いません。
枕をするお客様を沢山抱えていて、売上を継続的に上げまくるタイプのキャバ嬢もたしかにいます。
ですが、このタイプのキャバ嬢は枕以外に何かしら必ず他の営業スキルや人間的魅力も持っています。枕だけで売れている訳ではありません。

なので、もし枕をしようか迷っているなら、枕だけでは結局顧客切れを起こし継続して売上を作れない点や自分を安売りしてはいけないという観点からも、筆者はおすすめしません。
一生懸命なのは素晴らしいのですが、努力の方向性を変えた方がいいです。
枕をしなくても売上をつくるキャバ嬢はちゃんといるんです。
性的なことばかり要求される段階から脱出できるように、人間的な魅力を身につける努力をしていきましょう。

指名顧客はいずれはどうしてもほぼほぼ切れますが、それでも継続して売上をつくるには、性的な魅力だけではなくて人間的な魅力を感じてもらえないといけません。

まとめ

枕営業をするキャバ嬢は一定数います。
ですが、枕営業だけでは結局継続的に成果をあげることは難しいです。
一生懸命な気持ちは素晴らしいですが、枕営業の努力ではなく人間的な魅力や価値を感じてもらえるような努力にシフトしましょう。

後書き

枕営業は、芸能界なんかでもよく噂されたり暴露されたりしていますよね。

女性が自らそれを武器にしている場合は別にいいんですけど、やっぱり男性側が何かしらの条件と引き換えにそれを要求してくるのはどうかと思います。

また、枕営業に関連して詐欺を働く男性が結構いるので注意が必要です。
キャバクラだと、高額なシャンパンを次来た時におろすからと嘘をついて、それを条件にホテルへと連れ込み、次の日には音信不通、みたいな卑怯な手を使う詐欺師が結構います。
ベテランキャバ嬢はこんな話にはまず引っかかりませんが、経験の浅いキャバ嬢は要注意です。
安易に他人を信じてはいけません。
うまい話にはだいたい落とし穴が掘ってあります。

※このブログ記事は筆者の10年近くの黒服経験をベースに書いており、都心のキャバクラでの経験を元にしています。地域によっては少し異なるかもしれません。
ですが、キャバクラは基本どこも似たりよったりだと思います。

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