体の関係ばかりすぐに求められて悩んでいるキャバ嬢がやるべき努力

おはようございます。蔵之介です。

今回は「お客様からすぐに体の関係ばかり求められるキャバ嬢がやるべき努力」
というテーマについて、約10年の黒服経験がある筆者が解説します。

キャバクラに来る男性は多くの場合、キャバ嬢といつか体の関係を持ちたいとは心のどこかでは思っています。
なので、ある程度指名で何度も来てくれた場合、一度は体を求められることもあると思います。
それを上手いこといなしながら、要求に応えずにどれだけその後も引っ張れるかがキャバ嬢としての腕の見せ所でもあります。

ですがそうではなくて、知り合ってすぐに、指名来店してすぐに体の関係ばかり迫られる場合、ちょっと困りますよね。

  • どうして私はすぐに体の関係ばかり求められるんだろう、、。
  • 私はお客様との巡り合わせが悪いのかな、、

そんな疑問や悩みを持っている方は、この記事を読めば

すぐに体の関係ばかり求められなくなるためにするべき努力

が理解できると思います。
時間はかかるかもしれませんが、この記事を読んで努力すれば現状を打破できる可能性があります。
よかったら参考にしてみてください。

キャバ嬢がすぐに体の関係ばかり求められなくなるためには

まず結論から言います。
自分の人間的魅力を向上させる努力をしましょう。
自分自身のブランド力の向上と言ってもいいです。

なぜなら、すぐに体の関係ばかり求められるということは、性的なこと以外に魅力を感じてもらえていないからです。
言い方は悪いですが、性的な目的以外に必要とされていないということです。
また、ちょっとエサを与えればすぐにやらせてくれそう、というふうな安い女に見えてしまっているのです。

なので、性的なこと以外にも人間的魅力を感じてもらえるような努力をしなければいけません。
指名をもらうたびにすぐに「やらせてほしい」となってしまうのは、自分にもその原因があるということです。

キャバ嬢にとって人間的な魅力とは

よくキャバクラでは、売れるための要素は3つあると言われます。

『飲める』『話せる』『やれる』です。

これはそのまま、キャバ嬢としての人間的魅力の話をしているのです。

いったん『やれる』は置いといて、『飲める』か『話せる』のうちどちらでも特化していれば売上はそれなりに作れます。
両方特化していれば、もうすごいです。

ここからは、『飲める』『話せる』『やれる』について一つずつ解説していきます。

飲める

これはそのままです。
いっぱい飲めれば、お客様から魅力を感じてもらいやすいです。
なぜなら、飲めるキャバ嬢は一緒に飲んでいて純粋に楽しいからです。
それに、酔っ払っていた方が口数も増えるし、テンションも上がるし、色気も普段より出ます。

「このキャバ嬢と飲むとノリが良くて楽しくて、しかもいい女なんだよなぁ」というふうに思われやすくなります。

また、キャバ嬢がたくさん飲めればお客様にもたくさん飲ませることができるので、お客様を酔っ払わせることができます。
お客様を酔っ払わせることができれば、たいして話が上手ではなくてもノリと勢いだけでお客様を楽しませることができてしまうのです。
シラフならたいして楽しくないような話も、酔っていれば楽しく感じます。
要するに、お客様を酔わせれば、楽しませるためのハードルを下げることができるのです。

話せる

この『話せる』というのは、ちょっとややこしいし難しいです。
まず分かっておいて欲しいのは、自分の好きなことを一方的に話しまくるということではありません。
また、お客様に質問攻めをすることでもありません。

お客様にいっぱい話させることが大事なんです。
いっぱい話したい気持ちにさせないといけないのです。

会話を引き出す力ですね。
会話を引き出すのって結構難しいですよ。
相手は自分よりもずっと年上の男性であることが多いですからね。

会話を引き出そうと思ったら、自分にある程度の人生経験や知識がないと上手くできないんです。
そのために、普段からキャバ嬢としてより成果をあげて稼ぐにはどうしたらいいだろうと考え、努力し、それでも結果が出ず、また考え、努力し、みたいな苦労した経験を積まないといけません。
また、普段からオジサン達が好きそうなものをリサーチしておくことも大事だし、ある程度世の中の情勢なんかも知っておく必要だってあります。
専門家になるぐらいの知識はいりません。

もっと基本的なことから言うと、ある程度の大人としての礼儀やマナー、女性らしい所作も知っておかないといけません。
こういうことは、会話や行動に自分が気付かないうちに出ています。

よく考えてください。
キャバクラに飲みに来る男性というのは、社会でそれなりに成功したレベルの高い人なんです。
だからお金を持っているんです。
そして、レベルの高い男性はレベルの高い女性を好みます。
人間として魅力的で価値を感じる女性を追い求めます。
レベルの低い女性に対しては、「やらせてくれればいいや」ぐらいに思っています。

だからお客様からガキくさいな、幼稚だな、アホだな、話通じないなと思われてしまってはいけないんです。
戦略的に幼稚なフリをしたり、アホなフリをするのは時には効果的ですよ。
かわいいなと思ってもらえます。
ですが、これは意図的に要所要所でやることです。
心底幼稚でアホだと思われたらもう終わりなんです。
価値なんて感じてもらえません。
意図して戦略的に演じるのか、ただのアホなのかの違いに気付かなければいけません。

普段の接客中ずっと礼儀正しく上品に振る舞ったり、賢そうなことを一生懸命言う必要はないですが、知らず知らずのうちにこういった知識が自分の言動や行動に影響を及ぼすので、世の中について勉強してください。
知識として知っておいてください。
知識として知っておくことが大事なんです。

やれる

これに関しては、『頑張ればやれそうに見せかけること』というふうに考えてください。

「え、結局それ性的な魅力じゃん。」
と思ってしまった方、鋭いです。

ですが、頑張ればやれそうに見せかけることも立派なブランディングなんです。
なぜなら、少しぐらいはお客様に淡い期待を持たせないと、そもそも指名してくれないからです。

ただ、『頑張らなければやれそうにない』というレベルの高い存在であると認識させなければいけません。

【すぐやらせろ問題】にぶち当たっている方は、ニンジンをぶら下げればすぐにやらせてくれる、程度に思われてしまっています。
なのにやらせてくれないとなると、期待外れで指名を切られるんです。
最初からレベルの高いものだと認識させることができれば、いきなりやらせてくれともならないし、期待外れともならないのです。

レベルの高い存在というブランディングに関しては、『飲める』『話せる』のどちらか一つでも自分の強みとすることができれば、自然と向上させることができます。
この二つのうちどちらかができていれば、それなりに魅力や価値を感じてもらうことができ、簡単にやれそうとは思われにくくなります。
なのでまず、レベルが高いという認識を持ってもらうためにこの二つのどちらかは自分の武器にしなければいけません。

二つのうちどちらか一つでも自分の武器とした上で、あえて”もしかしたらやれるかも”という印象を意図的に作り出すのです。
先程『話せる』の所で書きましたが、要所要所で戦略的に幼稚なフリ、アホなフリを使っていくというのは、この”もしかしたらやれるかも”という印象作りの役に立つわけです。
くっついてみたり、ボディータッチなんかもこの”もしかしたらやれるかも”の印象作りのためにやるのです。
セクシーなデザインのドレスなんかも効果的です。

まとめると、まず『飲める』『話せる』のどちらかでも満たした上で、最後に意図的に少し隙を見せるためにこの『やれる』があるわけです。

間違ってもレベルの高い完璧人間を演じてしまってはいけないということです。
隙がなければ、そもそも口説こうとかそういう期待すら持ってもらえないので、指名が取れません。
魅力的でレベルが高いのに、ちょっと隙があるというギャップが男性は大好きなのです。

ここまで、キャバ嬢としての人間的魅力である『飲める』『話せる』『やれる』について書いてきましたが、20歳前後の若い時にこんなことができる方が普通ではないんです。
特に『話せる』なんてとても難しいです。
なぜなら、単純に人生経験が少ないからです。
まだ人間的な魅力を出せるほどの年数を生きていないからなんです。
できなくて普通ですし、しょうがないことなんです。

稀に天性の才能でこれができてしまう20歳前後のキャバ嬢もいますが、ほんとに珍しいです。
仮に天性の才能がなくとも、人生経験を積めば人間的魅力を出せるようになっていきます。
ですが、ただのんびりと生きていてもこの魅力は出せるようにはなりません。
早いうちから一生懸命できないなりに努力して、苦悩した経験の多い人の方が、より早くからこの魅力を出せるようになります。

まとめ

ある程度性的な要求をされるのはしょうがないことですが、毎回毎回すぐに「やらせろ、やらせろ」と言われてしまうのは、お客様に人間的な魅力や価値を感じてもらえていないからです。
自分がレベルの高い存在であるとお客様に感じてもらえるように、苦労した経験を積むなり世の中について普段から勉強しましょう。
そういう積み重ねが人間的な魅力となって出てきます。

後書き

今回は「すぐに体の関係ばかり求められることに対する対処法」について書いてみました。
偉そうに人間的魅力について語っていますが、筆者は人間的魅力はまだたいしてありません。

筆者自身がまだまだなんですが、若いキャバ嬢さんがこういうことばかり求められて、悩んだりしている姿はよく見てきたので、何か筆者でも書けることはないだろうかと考えて記事にしました。
言い方がキツくなってしまった部分もありますが変にオブラートに包んでも伝わらないと思い、あえてはっきり書いています。

早いうちから苦労し努力すれば、男を手のひらで転がせるような人間的魅力溢れる女性になれます。
今は「やらせろ、やらせろ」と言われて辛いかもしれませんが、負けてはいけません。
「やらせろ、やらせろ」の悔しさをバネに、頑張る若いキャバ嬢さんを応援しています。

※このブログ記事は筆者の10年近くの黒服経験をベースに書いており、都心のキャバクラでの経験を元にしています。地域によっては少し異なるかもしれません。
ですが、キャバクラは基本どこも似たりよったりだと思います。

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