おはようございます。蔵之介です。
今回は「大学生でもキャバクラでコンスタントに高収入を稼げるのか」
というテーマについて、都心で約10年の黒服経験がある筆者が解説します。
そもそも「高収入っていくらぐらいのことなの?」っていう問題もありますが、
一般的な20代女性なら月収40-50万以上なら高収入と言えるのではないでしょうか。
コンスタントに月収40-50万以上稼ぐ20代女性はかなり少ないはずです。
なのでそれぐらいを高収入の目安にして書きます。
- これから大学生になるけれど、何かとお金がかかりそうだからキャバ嬢をやってみようかな?
- 既に大学生で今まで普通のバイトをしてきたけど、もっと稼ぎたいからキャバ嬢をやってみようかな?
そんな方は、この記事を読めば
- 大学生でキャバ嬢をやるべきかどうか
- 大学生でキャバ嬢をやって、コンスタントに高収入を稼ぐことは可能なのか
といったことが理解できると思います。
よかったら参考にしてみてください。
女子大生がキャバ嬢をやってコンスタントに高収入を稼げる確率
まず結論から言います。
大学生でキャバ嬢をやって高収入をコンスタントに稼げる人はほんの一握りです。
確率は低いです。
ですが、可能性はもちろんあります。
楽な大学・学部なら高収入女子大生キャバ嬢を目指せます。
筆者の約10年間の黒服経験の中で、女子大生キャバ嬢には100人以上出会ったと思いますが、コンスタントに高収入を稼げていた子は10人もいなかったと思います。
どうしてこんなに少ないのでしょうか。
理由は単純です。
専業キャバ嬢にお客様を引き負けるからです。
専業キャバ嬢と女子大生キャバ嬢の違い
専業キャバ嬢は、
- 週5-6日は出勤
- お昼頃から営業連絡
- 夕方には準備をし、同伴へ行く
- 営業後はアフター
みたいなことが普通にできます。
ですが、女子大生はそもそもこれが困難です。
忙しい大学や学部の場合、週5-6で勤務自体が大変だし、営業後にアフターなんて行っていたら次の日の授業に出席できなくなるかもしれません。
アフターに行かなくても、夜寝るのはかなり遅くなります。
また試験期間前は、試験勉強しながらお客様と連絡をとって、同伴して、営業中はお酒を飲んで、営業後はアフターでまた飲んで、なんてやっていたら単位落としますよね。
単位を落として留年なんてしてしまったら、何のためにキャバ嬢をやっているのかわかりません。
なので試験期間前と試験期間中は休みますと普通の女子大生ならなります。
そうなると、その間に指名客が仕方なしにフリーで来店して、他のキャストを指名するようになってしまったり、他のお店に行って指名嬢を新たに作ってしまったりするわけです。
また出勤しないということは、新たなお客様をつかむこともこの期間はできません。
要は、専業キャバ嬢の方が遥かにお客様に向き合える時間が多いのです。
その結果、お客様はそっちに流れていってしまうのです。
女子大生キャバ嬢が高収入を得るには
専業キャバ嬢は女子大生キャバ嬢よりお客様に向き合える時間が多いから有利、と説明しました。
しかし、逆を言うとこれが確保できるなら女子大生でも努力次第で高収入を得ることが可能です。
楽な大学、楽な学部に通っており、授業も少なく、テストも楽勝で留年なんてしない、というような場合はキャバ嬢として努力次第で高収入を得られる可能性があります。
ただし高収入を稼ぐとなると、生活の大半は女子大生としてではなくキャバ嬢としての生活になります。
サークル活動なんてやっている場合ではありません。
お店に週5日は出勤した方がいいです。
出勤日数が少なければ、それだけ巡り会えるフリーのお客様の数が減るからです。
お客様をつかめる確率が下がってしまいます。
お客様の連絡先をためたら、今度はスケジュール帳をお客様との予定で埋めていかなければいけません。
キャバ嬢として稼ぐには、勤務時間外の営業活動がとても大事です。
それが嫌ならキャバ嬢をやってもたいして稼げません。
忙しい大学や学部なら、キャバ嬢で高収入を稼げる可能性は残念ながら低いです。
ですがそれでも挑戦したいなら、やってみるだけの価値はあると思います。
それで結果を残せたら、あなたは将来何の仕事をやってもそれなりに結果を残せる人材です。
キャバ嬢を本気でやらなくても普通のバイトよりは稼げる?
「本気でキャバ嬢をやるのはしんどいから高収入はあきらめるけれど、本気でキャバ嬢をやらなくても普通のアルバイトよりは稼げるんじゃない?」と考える方もいると思います。
ですが、これは何とも言えないところです。
本気でやらない場合、指名本数も売上もあまりつくれないはずなので時給は下がります。
それでも普通のバイトより時給はいいでしょうが、キャバ嬢の勤務時間は普通の店なら1日3〜5時間程度です。
短いのです。
また、キャバ嬢は出費も多いです。
ドレス代、ヘアメイク代、送り代、お客様へのプレゼント、引かれ物(全キャストから一律に控除されるもの)、美容にかかる費用、いろいろあります。
そして、売上があまりにもない場合には給料から罰金を引かれることや、ノルマのあるお店ならノルマ未達成で罰金があります。
キャバクラの本質は時間給という働き方ではなく、成果報酬型であるということを思い出してください。
そのため本気でキャバ嬢をやらない場合、普通のアルバイトとそこまで変わらない額しか稼げないなんてことはザラにあります。
罰金は嫌だからノルマだけは最低限クリアしようと思うと、店舗勤務中以外にも営業活動に時間を使うことになり、結局それなりに本気でやることになります。
ノルマというのは、そんなに簡単に達成できるような数字に設定されていないのです。
まとめ
- 女子大生でキャバ嬢としてコンスタントに高収入を得られる確率は低いが、可能性はある。
- 女子大生キャバ嬢で高収入を得ていた方は、自分の知る限りでは大学生というよりほぼ完全なキャバ嬢として生活していた。
後書き
過去たくさんの女子大生キャバ嬢を見てきましたが、ほとんどの子はそんなに稼げていなかったという印象です。
キャバ嬢は出費が多いので「これなら普通のアルバイトとそんなに変わらなくない?」と思うこともありました。
ですが、店のナンバー1になった女子大生キャバ嬢も過去にいました。
その方はタワマンで一人暮らしをし、生活の全てをキャバ嬢として過ごしていました。
女子大生であることを忘れてしまうぐらい、女子大生らしくなかったです。
その方は大学卒業後は就職せず、そのまま専業キャバ嬢として売りまくり、20代中盤で地元に自分のお店を出店しました。
自分は都心一等地で黒服をしていたので、専業キャバ嬢の割合が高く、女子大生には不利な場所だったという可能性はあります。
なので、地域によっては女子大生でもめちゃくちゃ活躍する子が多い地域はあるかもしれません。
しかし、活躍している子は恐らく一般的な女子大生のような生活はしていません。
完全なキャバ嬢として生活しているはずです。
それぐらいやらないとキャバ嬢としてコンスタントに高収入は得られないのです。
※このブログ記事は筆者の10年近くの黒服経験をベースに書いており、都心のキャバクラでの経験を元にしています。地域によっては少し異なるかもしれません。
ですが、キャバクラは基本どこも似たりよったりだと思います。