おはようございます。蔵之介です。
今回は「キャバ嬢は何歳までできる仕事なのか」
というテーマについて、約10年の黒服経験がある筆者が解説します。
キャバ嬢はそんなに長くできる仕事ではない、というのはなんとなく多くの方が知っていると思います。
そして、その理由も説明するまでもなく分かっているとは思います。
ですが、一応筆者が約10年黒服を経験した中で実際に何歳ぐらいまでキャバ嬢をやる子が多かったのかを紹介します。
- キャバ嬢って何歳までできるものなの?
- みんなはだいたい何歳ぐらいで引退するの?
というような疑問を持っている方は、この記事を読めば
- キャバ嬢はだいたい何歳ぐらいで引退する方が多いのか
- あらかじめ引退年齢を自分で決めておくことのメリット
といったことが理解できると思います。
よかったら参考にしてみてください。
キャバ嬢の一般的な引退年齢
まず結論から言います。
年齢制限なんかはありませんが、長い人で30代中頃までという感じです。
一般的に多いのは、27歳ぐらいから30歳ぐらいでキャバ嬢を引退するケースです。
それぐらいの年齢になると、水商売をそのまま続ける方はクラブなどの他業態へ移籍するなり、何かしらの水商売のお店を自分で出店してオーナー兼キャストとなるようなケースがあります。
また、筆者の経験上ではキャバ嬢を引退した後も水商売を続ける方というのはそもそも少ないです。
キャバ嬢を引退後も水商売を続ける方というのは、キャバ嬢時代に実力者だったケースが多いです。
多くの方はキャバ嬢の引退とともに、完全に水商売から引退してしまいます。
いつキャバ嬢を引退するかは、あくまでも自分次第です。
キャバ嬢はどうして若いうちしかできないのか
なぜキャバ嬢は長い人でも30代中頃には引退してしまうのかというと、キャバクラという場所は年齢が若めのキャストの方が男性受けする場所だからです。
というか、年齢が若めの子が目当てのお客様がほとんどだからです。
キャバクラは、若くて可愛い子と飲んで楽しむための場所という社会的な認知があるのです。
これに対して、クラブは品のある落ち着いた大人の女性と飲んで楽しむための場所という社会的な認知があります。
「キャバクラのキャストは若過ぎて合わない」とか、「品のある大人な女性と飲みたい」とかそういう目的のお客様が多いのです。
そのため、ある程度の年齢になるとキャバクラからクラブへ移籍していくケースが多いのです。
お客様の目的にあった場所で働く方が売上を作りやすいですからね。
もちろんクラブには20代のキャストもいますよ。
まれに、ママが20代なんてこともありますからね。
30歳を過ぎてから未経験でキャバ嬢はかなり厳しい
キャバ嬢には年齢制限などはなく、あくまでもいつまでやるかは自分次第ということは既に説明しました。
ですが、30歳を過ぎてから新たなキャバクラで働きたいとなった場合、持ち顧客がそれなりにいないと採用される可能性は20代の頃に比べると低くなります。
ましてや、未経験者なら採用される確率はかなり低いです。
採用されたとしても、好条件は見込めません。
30歳を過ぎてから未経験で水商売をやりたい場合は、最初からもう少し年齢層の高い業態に面接に行くことをお勧めします。
クラブ、姉キャバ、スナック、このあたりですね。
クラブの場合はもしかしたら、店によっては未経験者は採用しない可能性があります。
ですが、姉キャバなりスナックは未経験でも喜んで採用してくれるお店は沢山あります。
何歳でキャバ嬢を引退するかを先に決めておいた方がいい
ここまでキャバ嬢を引退するだいたいの年齢について書いてきました。
そこで、今キャバ嬢をやっていたり、これからキャバ嬢をやってみようと思っている方に向けて言いたいのは、『何歳でキャバ嬢を引退するか前もって決めておいた方がいい』ということです。
なぜこんなことを決めておいた方がいいのかというと、キャバ嬢をできる時間というものは人生の中でも限られていて、この限られた時間はとても貴重な時間なんだと認識してほしいからです。
人生の中でも限られた期間しかできない仕事なんだとしっかり認識すれば、ダラダラとやる気のない日々を送ったり、遅刻や当欠のようなレベルの低いことをすることもなくなります。
「○歳で引退する!だから、それまでにいくらぐらい稼ぐ」と引退年齢から逆算して自分が達成したい目標を立てるのです。
そして、それに向けて日々努力するんです。
キャバ嬢を現役でやっているときは、キャバ嬢生活が当たり前だから貴重な時間を生きていることに気付けない場合が多いです。
ですが、もう二度とキャバ嬢に戻れない日がいずれ必ずやってきます。
それも、わりと近い将来に。
その時になって、
- 「なんであの時もっとやる気だして仕事しなかったんだろう」
- 「あんなに稼げるチャンスはあの時しかなかった、、」
- 「なんであんなにお金の無駄遣いばかりしてしまったんだろう」
とか後悔することになるのは嫌ですよね。
けれど、実際こんな後悔を引退した元キャバ嬢たちからよく聞くのも事実です。
こうなってしまうのは、現役時代にいかに貴重な時間を過ごしているかということに気付けなかったことや、キャバ嬢を引退する時までの目標をちゃんと立てていなかったことが原因です。
なんとなく、ダラダラとキャバ嬢をやっていたらこうなりがちです。
まとめ
- キャバ嬢は本人の意思次第でキャバ嬢を続けられますが、長くても30代中頃には引退する傾向にあります。
- あらかじめ何歳でキャバ嬢を引退するのかを明確に決めた上で、それまでにどんな目標を達成したいのかを考えて、その目標を達成するために努力しましょう。
後書き
今回はキャバ嬢は何歳まで続けられるのかということについて書きました。
本当にキャバ嬢ができる期間というのは短いものです。
筆者は10年ほど前の18歳だった時にキャバクラのボーイを始めましたが、その当時キャバ嬢をやっていた方の多くは既に引退しているはずです。
筆者がまだペーペーのボーイで、年上のキャストさん達と時にぶつかりながらも楽しく過ごした日々が懐かしいです。
あの時のあのお店のキャストさんたちは今何をしているのかな、と黒服を引退した筆者はたまーに考えたりします。
幸せな人生を送っていて欲しいなという気持ちと、いつかどこかでもし会った時はお互い年取ったねと言い合いたいです。
※このブログ記事は筆者の10年近くの黒服経験をベースに書いており、都心のキャバクラでの経験を元にしています。地域によっては少し異なるかもしれません。
ですが、キャバクラは基本どこも似たりよったりだと思います。