おはようございます。蔵之介です。
今回は、「初心者キャバ嬢が知っておくべきNGマナー」
について、約10年の黒服経験がある筆者が解説します。
キャバ嬢には、お店で働く上で守らなければいけないマナーが存在します。
今回はそんなマナーの中でも、特にやってはいけないNGマナーについて紹介します。
- これからキャバ嬢をやりたいけど、ルールとかを知らなくて不安。
- キャバ嬢をやり始めたけど、何が良くて何がダメなのか分からない。
というような方は、この記事を読めば
- キャバ嬢がしてはいけない代表的なNGマナー
- NGマナーがどうしてNGとされているのか
といったことが理解できると思います。
よかったら参考にしてみてください。
キャバ嬢のNGマナー集
キャバ嬢のNGマナーを5段階で評価してみました。
レベル5が一番ヤバいです。
とは言っても、どれもやばいので全部やってはいけません。
ヤバいレベル5 爆弾
ヤバいレベル4 裏引き
ヤバいレベル3 他のキャバ嬢の個人情報をお客様に漏らす
ヤバいレベル2 アフター行く行く詐欺
ヤバいレベル1 本指名キャストをたてない・自分の指名席以外での喫煙・いきなりタメ口
以下で、それぞれ一つずつ解説していきます。
爆弾
爆弾とは、同じお店で働く他のキャストの指名客にこっそり営業して、指名を奪い取ることです。
これはキャバクラ業界では絶対NGのルールになります。
これをやってしまうと、やられた側のキャストはおそらくブチ切れてトラブルになります。
厳しいお店なら爆弾をしたことが発覚した場合、契約を解除されることもあります。
要するに、クビです。
クビにならなかったとしても、「あの子は爆弾する」というような噂が店内にたつので、働きにくい環境になります。
そのため、他のキャストの指名客とは一切連絡など取ってはいけません。
連絡先交換もNGです。
名刺も渡してはいけません。
あなたが爆弾行為をしていないにも関わらず、他のキャストの指名客が指名替えしてあなたを本指名したいという場合は、それはお客様の意思によるものなので、爆弾とはなりません。
爆弾になってしまうのは、他人のお客様に無断で隠れて営業をして自分のものにしたときだけです。
裏引き
裏引きとは、お店で掴んだお客様をわざとお店に連れてこないで個人的に金品を受け取ったりすることです。
お店でお金を使わさせると、当然お店に利益のいくらかは持っていかれるので、それが嫌でこういうことをする方がいるのです。
これも発覚したら、厳しいお店なら契約を解除されることがあります。
お店からしたら、裏引きはとんでもない裏切り行為なのです。
お店のおかげでそのお客様と出会えた訳なのに、いざ掴むとそれは自分のものでお店にはお金を渡したくないというのは自分勝手すぎです。
こんなことをするキャストが増えてしまったら、お店の運営に支障をきたすので、厳しい処分となるのです。
他のキャバ嬢の個人情報をお客様に漏らす
これはなんとなく想像がつくと思います。
他のキャストの住んでいる場所や本名などの個人情報は、お客様に絶対話してはいけません。
最悪の場合、ストーカーなどの犯罪に発展してしまうことがあるからです。
ヘルプ嬢が特によくこれをやってしまい、トラブルになるケースが多かったです。
ヘルプ席で何か話さないとと一生懸命になり、指名嬢の個人的な情報をお客様についうっかり話してしまうのです。
また、悪気無く話した個人的な情報がトラブルに発展してしまうケースもあります。
Aさんという指名嬢のヘルプにあなたがついた際に、お客様に
「昨日Aさんは、どこどこに行ってたみたいですよ」
と言ったとします。
こんなことでも、トラブルになる場合があるのです。
なぜなら、Aさんはお客様には嘘をついて違う内容のことを言っている可能性があるからです。
そのため、こんな何気無い会話でもお客様が「自分は嘘をつかれている」ということを知ってしまい、Aさんとの関係が悪化し、Aさんが指名を外されてしまう可能性があるのです。
キャバ嬢という仕事は、時には嘘をつくことも仕事のうちなので、他のキャバ嬢の個人的なことについてはお客様に一切話さない方がいいです。
アフター行く行く詐欺
これは、お客様にアフターに行くと約束をしておきながら、実際には何かしら理由をつけてアフターに行かないというようなケースです。
本当に酔い潰れてしまって行けないとかならしょうがないのでいいんですが、あんまり何回もこんなことをやっていると、お客様が怒り出します。
そしてこういう場合、お客様の怒りはお店にも向かいます。
「お前の店のキャストはどうなってるんだ?嘘つくように教育してるのか?」
というような感じになってしまうことが多いのです。
ただ、お店としてはキャストとお客様とのアフターに行く行かないの個人的な約束までは関与できません。
お店側としては、「約束したなら行きなさい」とキャストに言うことしかできないのです。
店ぐるみで嘘をつくお店だと思われてしまったら、お店の評判が下がってしまいます。
そのため、アフターに行きたくないなら、素直にアフターは行けませんと断ってください。
行くと言ってしまったなら、それはもう行ってもらうしかありません。
アフターに行く気がないのに行くと言ってしまうのは、だいたいの場合「アフターに来るならシャンパンをおろしてあげる」とかお客様から言われて、その売上がどうしても欲しくて「行く」と答えてしまうような場合が多いです。
本指名キャストをたてない・自分の指名席以外での喫煙・いきなりタメ口
本指名キャストをたてない
本指名キャストをたてないというのは、本指名のお客様の枝のフリー客につかせてもらっているのに、本指名のキャストにお酒を作らさせたり、おろしてもらったシャンパンをあまり飲まなかったり本指名のキャストに非協力的な接客をすることです。
本指名のキャストが客呼びしてくれたおかげで、その席のフリー客に接客ができているのにそれに対して感謝をできないのはダメです。
枝のフリーについたら、積極的にお客様全員のお酒を作ってあげてください。
お酒も飲んであげましょう。
自分の指名席以外での喫煙
自分の指名席以外での喫煙とは、フリー席やヘルプ席なのにタバコを吸うことです。
これは、お客様にめちゃくちゃ失礼なキャストだと思われてしまうので辞めてください。
いくらフリー席やヘルプ席でお客様からタバコを吸ってもいいよと言われたとしても、断ってください。
自分の指名席だとしても、お客様との関係性によってちゃんと吸っていいかどうかは慎重に判断してください。
必ずお客様にタバコを吸ってもいいかどうか確認してから吸ってください。
正直、筆者は指名席での喫煙も辞めておいた方がいいと思います。
タバコを吸いたくなっても、接客中は我慢して、席から抜けたタイミングやお客様が帰ったタイミングで吸いましょう。
※キャストの喫煙に関しては、お店によりルールが様々です。
接客中は指名席だろうと一切喫煙NGという場合もあります。
そのため、この辺りが気になる方はお店に入店したら確認しておきましょう。
ただ、面接時にこれをわざわざ聞くのはオススメしません。
なぜなら、面接時にそんなことが真っ先に気になるというのは、マイナスポイントと捉えられる可能性があるからです。
いきなりタメ口
お客様にいきなりタメ口を使う人はほぼいないとは思いますが、一応書いときました。
いくら自分のキャラだとしても、接客業なので絶対ダメです。
本指名のお客様で、すでに関係性がちゃんとできているお客様ならタメ口でもいい場合はあります。
それ以外は、どんなことがあろうとダメです。
まとめ
ここで紹介したNGマナーは絶対にキャバクラで働く上でしてはいけません。
初心者キャバ嬢さんは、しっかり理解しておきましょう。
後書き
今回は、初心者キャバ嬢が知っておくべきNGマナーについて書いてみました。
ここに書いたこと以外にも、もっと細かいことを言い出すとたくさんありますが、代表的なNGマナーについてのみ紹介しました。
キャバクラで働くなら、最低限のマナーはしっかり守って働きましょう。
マナー違反をすれば自分が嫌われてしまい、働きにくい環境を自ら作ってしまうことになるのです。
ちなみに筆者は黒服時代に、爆弾や裏引きで契約解除になったキャストを何人か見てきました。
裏引きに関しては、バレずにやっていた方は他にもいたでしょうね、、、。
※このブログ記事は筆者の10年近くの黒服経験をベースに書いており、都心のキャバクラでの経験を元にしています。地域によっては少し異なるかもしれません。
ですが、キャバクラは基本どこも似たりよったりだと思います。