おはようございます。蔵之介です。
今回は、「キャバ嬢が押さえるべき同伴に関する大事なポイント」
というテーマについて、約10年の黒服経験のある筆者が解説します。
同伴とは、お店に出勤する前にお客様と会って一緒にご飯を食べたりしてから、お客様と一緒にお店に出勤することです。
同伴を沢山できるキャバ嬢というのは、実力があるしお店からしても大事なキャストさんという認識になりやすいです。
当然ですが、同伴を沢山できれば指名本数も稼げるので、時給アップも目指せます。
そこで、同伴ができるようになりたい初心者キャバ嬢に向けてこの記事では、
- どうやったら同伴してもらえるのか
- 同伴する際に気をつけた方がいいこと
といったようなことをまとめました。
この記事を読んで実践すれば、同伴マスターになれます。
よかったら参考にしてみてください。
キャバ嬢が押さえるべき同伴に関する大事なポイント6選
- 同伴は自分からお客様に「いつ、どこのお店で、出勤前に一緒にご飯を食べましょう」と具体的に提案してください。
- 約束するのは2週間前ぐらいがベストです。遅くても1週間前には約束しておきましょう。
- 同伴するお店は庶民的なお店を提案してあげましょう。
- 同伴先はなるべく出勤する店舗から近い場所にあるお店を選びましょう。
- 同伴先でダラダラと長時間過ごさないようにしましょう
- 臭いのつく料理は避けましょう
これからこの6つのポイントを1つずつ解説していきます。
同伴は自分から具体的にお客様に提案しましょう
まず絶対に同伴は自分から誘ってください。
お客様から誘われるのを待っていてはいけません。
キャバ嬢は全てにおいてそうですが、待ちの姿勢で得することはありません。
なぜ同伴する日にちや時間、お店も全て自分から具体的に提案した方がいいかと言うと、お客様にリアルさを感じてもらうためです。
「ご飯食べようよ〜」だけだと、抽象的であまり記憶に残らないので「うん、分かったー。今度行こう。」で流されてしまいがちです。
ですが、具体的に提案されたらお客様は「考えようかな?」となりやすいし、予定がもし合わなかったらお客様の方から「違う日のこの時間なら空いてるよ」とか提案もしてもらいやすいです。
なので、最初の提案通りになるかどうかは一旦どうでもよくて、とにかくまず自分から具体的に提案してみることによってそこからお客様と予定を合わせていく作業をすればいいのです。
また、なんで一緒にそのお店に行きたいのかも伝えてください。
「前から気になっていたけど、一人で入りにくいから一緒に行きたい」でもいいし、「めっちゃ美味しい〇〇があってオススメだから食べてみてほしい」でも何でもいいです。
たいした理由じゃなくても全然いいので、伝えてください。
なんでこんなことを伝えた方がいいかと言うと、ご飯を食べる目的が『同伴するため』という事実を少しオブラートには包んでおいた方がいいからです。
「同伴しよ」と直接ストレートに伝えても問題ないような関係性のお客様ならそれでもいいんですけど、場内を取ったばかりでまだ知り合って間もないお客様とかの場合は「同伴しよ」とは筆者なら言いません。(筆者は男ですが)
営業感を少し抑えるために、「一緒にご飯を食べたい」の方がいいと思います。
これだけだと、同伴してくれるかは分からないんですが、これでいいです。
お客様から「同伴してほしいの?」と聞かれてしまったら、素直に「してくれたらすごい嬉しいけど、とりあえずご飯は一緒に行こ♡」
とでも言っておいてください。
「同伴しないよ?」と言われたとしても、「さすが〇〇さん!私なんかじゃダメかー、、泣 それでも一緒にご飯は行きたいな♡」
という感じで、ポジティブに食い下がってください。
とにかくご飯に誘い出すまで食い下がってください。
ご飯に誘いだすことに成功した場合、一緒にご飯を食べたら頃合いを見て「そろそろお店出勤してって店長から連絡来ちゃった。でもまだ一緒にいたいし、一人で行くの寂しいから一緒に行こう♡」
と腕を掴んで可愛くお願いすれば、同伴してくれる人は必ずいます。
それに、最悪これで同伴してくれなくてもいいんです。
そこまでして同伴してくれないなら、その人には今後時間を使う意味があまりないと判断できるからです。
ご飯を奢ってくれただけでも感謝しましょう。
そして、他の人に時間を使いましょう。
切り替えが大事です。
同伴の約束をするのは2週間前ぐらいがベスト
これは別に2週間じゃなくてもいいんですけれど、何が言いたいかと言うとお客様の予定を早いうちに押さえてしまいましょうということです。
なぜなら、お客様は普通は働いているでしょうし、家族もいたりして忙しいからです。
そんな中で急な約束は予定を合わせにくいので、お客様に断られてしまう確率が上がってしまいます。
そのため、予定を組む際は2週間前ぐらいには、遅くても1週間前には必ず組みましょう。
同伴するお店は庶民的なお店を提案してあげましょう
お客様が会社員だったり、会社員じゃなくてもそこまで金持ちというわけではないなら庶民的なお店を提案してあげてください。
なぜなら、お客様からしたらただでさえキャバクラでそれなりに高い会計を支払うことになるのに、その前の同伴先でも高い会計を支払うとなったら結構な負担になるからです。
「この子は金のかかる子だな、、。」となってしまい、今後同伴をしてくれなくなってしまうかもしれません。
そのため、庶民的なお店を女の子から提案してあげれば、お客様は「そんなお店でも大丈夫なんだ!この子はいい子だな。」と安心します。
また、「この子との同伴ならそこまで高いお店に行かなくて済むから、また次も同伴しよう!」
と思ってくれるので、また同伴してくれやすくなります。
お客様が大金持ちの社長さんだったりする場合は、別に庶民的なお店を選ぶ必要はありません。
同伴先はなるべく出勤する店舗から近い場所にあるお店を選びましょう。
これはなぜかと言うと、同伴中に自分の他の指名客がお店に来店してしまった場合に、すぐにお店に向かえるからです。
遠くで同伴していると、お店に自分の他の指名客が来た時に間に合わなくて指名を逃してしまいます。
同伴先でダラダラと長時間過ごさない
同伴先で過ごす時間は1時間程度でいいと筆者は考えています。
なぜかと言うと、同伴先で長時間過ごしすぎるとお客様はそれだけで話し足りてしまって満足してしまうからです。
お店に行く必要性を感じなくなってしまうのです。
なので、話し足りないぐらいで切り上げてください。
「もっと話したい」「もっと一緒にいたい」というような感情を利用して、お店に連れて行くのです。
いつまでもお客様がお店に行こうとしない場合は、「そろそろ一緒にお店行こ♡」と腕を掴んで可愛く誘導してあげてください。
いつまでも一緒にダラダラ過ごしていても意味がないし損するので、切り上げる勇気が必要です。
臭いのつく料理は避けましょう
これは単純に、その後お店で勤務するにあたって他のお客様からちょっと嫌がられますよね。
代表的なものを言うと、焼肉、お好み焼きやもんじゃのような鉄板焼き、ニンニクを使った料理、などです。
まずこれらは自分から同伴先を提案する際は、選択肢から外しましょう。
お客様がどうしてもそういう系が食べたいというのなら、それはもうしょうがないので、勤務前に必ず歯磨きをして、ブレスケアなり、消臭効果のある何かをふりかけるなり対応してください。
臭いは本当に気をつけた方がいいです。
いくら顔が可愛くても、がっかりされてしまいます。
まとめ
『キャバ嬢が押さえるべき同伴に関する大事なポイント6選』の項目に書いたことを実践してください。
後書き
今回はキャバ嬢が押さえるべき同伴に関する大事なポイントについて書いてみました。
これは全部それなりに大事なことですが、中でも一番大事なのは「自分からお客様に具体的に提案すること」だと思います。
キャバ嬢は積極性がめちゃくちゃ大事なんです。
黒服時代に自分が見た売れっ子キャバ嬢は全員超積極的な営業スタイルでした。
待っていたらお客様が勝手に指名してくれるようになる、なんて思ってはいけません。
そんなことは、たまにしかありません。
同伴もお客様から誘ってくれればそれはラッキーですけど、そんなことあんまりないんですよ。
あんまりないことに期待していても売上は作れないので、チャンスは自分で掴みに行かないといけないんです。
※このブログ記事は筆者の10年近くの黒服経験をベースに書いており、都心のキャバクラでの経験を元にしています。地域によっては少し異なるかもしれません。
ですが、キャバクラは基本どこも似たりよったりだと思います。