キャバクラと風俗はどっちが稼ぎやすい?キャバ嬢と風俗嬢のお話。

おはようございます。蔵之介です。

今回は「キャバクラと風俗は実際どっちが稼ぎやすいのか
というテーマについて約10年の黒服経験がある筆者が解説します。

キャバクラにするか風俗にするかで迷う方はたくさんいると思います。
キャバクラから風俗に流れる方もいれば、風俗からキャバクラに流れる方もいます。
筆者はキャバクラの黒服時代に、風俗出身の女性を何度も面接したことがあります。

ですが、キャバクラと風俗とではかなり業務内容が違います。
全くの別ジャンルです。

キャバクラと風俗はどっちが稼ぎやすいかな?

というような方は、この記事を読めば

  • キャバクラと風俗とでは一般的にどちらの方が稼ぎやすいのか
  • キャバクラで稼げる人と風俗で稼げる人の違い
  • キャバクラの稼ぎ方と風俗の稼ぎ方の違い

といったことが理解できると思います。

この記事は、キャバクラでも風俗でもどちらの業態でも働く覚悟ができている人の場合、という前提で書きます。

よかったら参考にしてみてください。

キャバクラと風俗はどちらが稼ぎやすい?

まず結論から言います。
キャバクラと風俗では、風俗の方が稼ぎやすいです。

なぜなら、風俗は体を使ってサービスを提供するため、キャバクラほど見た目やその他いろんなスキルを求められないからです。
キャバクラは基本的には体を使わないので、お客様を掴むには見た目やその他いろんなスキルが必要になるのです。

キャバクラの方が稼げる人と風俗の方が稼げる人を簡潔に言うと、以下のようになります。

  • キャバクラの方が稼げるのは、容姿のレベルが高く、お酒が強く、営業を頑張れる方です。
  • 風俗の方が稼げるのは、容姿・お酒・営業のどれか一つでも不安なものがある方です。

この2点を見て分かるとは思いますが、キャバクラで稼げるのはかなり限られた人です。

キャバクラと風俗のそれぞれの稼ぎ方

キャバクラと風俗とでは、稼ぎ方にもかなり違いがあります。
給料システムがかなり違うので、以下で解説していきます。

キャバクラで稼ぐには

キャバクラで稼ぐには、とにかく客呼びするのみです。
本指名命です。

本指名のお客様に沢山お店に来てもらって、売上を作って、時給を上げていく。
それ以外キャバクラで稼ぐ方法はありません。

指名客を呼べないなら、稼げません。
時給はどんどん下がります。
そのため、とにかく毎日営業です。

体を使わないでお客様を掴まなければいけないので、顔が可愛いのは当然として、酒が強いとかコミュ力とかも必要になってくるのです。
色恋営業は必須スキルになります。

風俗で稼ぐには

風俗で稼ぐには、フリー客の接客でもバックが入るのでフリーの集客力があるお店なら指名客がいなくてもそこそこ高収入を稼げてしまうケースがあります。

風俗はフリーでも接客すればそのバックが入るのです。
ここがキャバクラとの大きな違いです。
風俗は基本的に完全歩合制のため、時給が存在しないかわりに接客に対しては全て報酬が発生するのです。(時給制の業態の風俗も少数あります)

バックはだいたいの場合、お客様が支払うコース料金の半分ぐらいです。
これ、結構な金額なんです。
例えば3万円のコースのお客様の場合、女の子のバックは1万5千円ぐらいということです。
そのため、3万円のコースのお客様を1日に3回相手をすれば、4万5千円がその日の報酬となるのです。

ですが、いくらフリーでバックが入るといっても、やはり指名客を掴んだ方がより一層稼げます。
指名料がバックに上乗せされますし、指名客ならロングで入ってくれる可能性も高くなります。
ロングで入ってくれれば、コース料金が高くなるのでバックがその分増えます。
なので、高収入を目指すなら指名客を掴んだ方が当然いいです。

指名客を掴むには、サービスでお客様を積極的に満足させてあげてください。
業務内容がハードなので、業務をこなすだけでも大変ですが、決して業務的にならず心を込めて恋人接客をしてください。
自分オンリーのマニュアルにはない工夫などを取り入れることも効果的です。

また、間違っても楽に稼げるとは勘違いしないでください。
キャバクラと比べたら稼ぎやすいということであって、全く楽ではありません。
業務内容で言ったら、はるかにキャバクラよりハードです。
稼ぎたいなら、技術を磨いたり自分を選んでもらうための努力は常に必要です。

風俗の種類

風俗にはたくさん種類があります。
ソープ、ヘルス(デリヘル・ホテヘル等)、ピンサロ、SM、性感マッサージなど他にもまだあります。
ここでは、代表的なものとしてソープとデリヘルについて簡単に説明しておきます。

ソープ

風俗で一番稼げるのはソープです。
なぜなら、ソープは最後まで全てのサービスを提供するからです。
ソープ以外に最後までのサービスを提供する風俗はありません。
ソープは風俗の中で一番業務内容がハードだということです。

ソープで働く場合は、お客様が来店されたら店舗内の『浴場』でお客様にサービスを提供します。
店舗外に出ることはありません。

また、ソープには高級店、中級店、大衆店、格安店、激安店という種類があり、お客様が支払う料金によってランクが別れています。
高級店のコース料金が一番高いため、高級店は女の子へのバックが一番高くなります。
そのため、採用する女性のレベルは高級店が一番高いです。

関東でソープが有名な場所と言えば、東京の吉原、川崎の堀之内、千葉の栄町、土浦の桜町、大宮の北銀座、などです。
この辺りには、たくさんのソープが集まっています。

デリヘル

デリヘルは、おそらくソープの次ぐらいに稼げる風俗です。
デリヘルは、ソープと違い最後まではサービスに含まれません。(最後までしている方もいますが)
そのため、ソープよりは業務内容がハードではないです。

デリヘルで働く場合は、待機場所で待機し、お客様から問い合わせがあれば、お客様のいるホテルなり自宅まで行ってそこでサービスを提供します。

デリヘルも、高級店から激安店まで料金によってランクが別れています。

キャバクラの超売れっ子とソープの超売れっ子ではどちらが稼げるのか

高級店キャバクラの超売れっ子と高級ソープの超売れっ子では、高級店キャバクラの超売れっ子の方が稼ぎは多いです。

なぜこうなるかと言うと、キャバクラは1本100万以上するようなシャンパンを取り扱っているため、超売れっ子キャバ嬢になってくるとこういった高額シャンパンをたくさんおろすことで、売上の額が半端ない額になるからです。
作れる売上に限界値がなく、それによって自分の収入も跳ね上がるのです。
超売れっ子キャバ嬢の稼ぎには幅がありますが、全国的に有名なキャバ嬢なら月収1000万なんて方もいます。

ですが、ソープの場合はお客様が支払ったコース料金に対するバックでしか稼げません。
どれだけ高級なソープだとしても、コース料金には限界があるので、女の子がもらえるバックにもある程度限界があるのです。
超売れっ子ソープ嬢は月収300万〜500万ぐらいではないでしょうか。

このようにキャバクラと風俗のトップランカー同士の対決では、キャバ嬢に軍配があがりますが、これはあくまでも頂上決戦の話です。

普通レベル同士の対決なら、風俗嬢の方が稼げているはずです。

風俗出身キャバ嬢はいろんな意味で強い

これは書くか迷いましたが、包み隠さずに書こうと思います。
風俗出身(特にソープ出身)のキャバ嬢はキャバクラでかなり売上をつくるケースが多かったです。

これはどうしてかと言うと、風俗出身のキャバ嬢は体を使うことに特に抵抗がないからです。

風俗出身キャバ嬢からすれば、風俗時代はどんなお客様にも絶対に体を使わなければいけなかったのが、キャバクラだと自分にとって重要だと思うお客様のみに限定して体を使えばいいだけなので、そんなものは楽な話なのです。

『キャバクラでの枕営業は、一時的には売上が作れてもいずれ顧客切れを起こすから効果的な営業手段ではない』ということは、このブログの枕営業に関する記事で書いたことがあります。

ですが、風俗出身キャバ嬢は枕営業で一時的に売上を作った後に顧客切れを起こしても、次の新たな枕顧客を捕まえてまた売上を作ります。

そして、その枕顧客が切れてもまた新たな枕顧客を捕まえる、というふうに回転率重視の顧客獲得戦略で売上を作り続けるという離れ業をやってのけるのです。
こんなことも彼女たちからすれば、風俗で働いていた頃よりは楽なのです。
普通にキャバ嬢のみをやってきた女の子には、なかなかできないことです。

※筆者はキャバクラでの枕営業を推奨しているわけではありません。
むしろ反対派です。
ですが、実際に見てきたことを嘘をつかずに事実として伝えることも必要だと思い書かせてもらいました。
筆者の枕営業に対する考え方は、以下の記事を読んでいただければと思います。

まとめ

風俗は業務内容がハードですが、体を使うのでキャバクラほどいろんな能力を求められません。
そのため、風俗の方がキャバクラより稼ぎやすいということになります。

風俗で働く覚悟ができているなら、お金を稼げる可能性は沢山あります。

後書き

今回は、キャバクラと風俗は実際どっちが稼ぎやすいのかについて書いてみました。
風俗の方が稼ぎやすいと書きましたが、それは風俗の方が業務内容がハードだからだとも言えます。
説明しなくても分かるとは思いますが、楽ではありません。

また、世の中には風俗で働く方を馬鹿にしたり批判するような方がいますが、筆者はそういう人が嫌いです。
風俗で頑張って働いている方のいったいどこが悪いのか分かりません。
「お金のために体を使うのはどうかと思う」とか偉そうに言う人もいますが、そんなものは個人的な正義であって、それを他の人にまで振りかざすのはおかしいのです。
「お金のためなら、風俗で頑張る」という決断をする人だって一生懸命考えた末にそう決断しているんです。
生き方は個人の自由です。
風俗を頑張っている方は立派だし、自信を持っていいんです。
くだらない批判や馬鹿にする人のことなんて無視していればいいんです。

※このブログ記事は筆者の10年近くの黒服経験をベースに書いており、都心のキャバクラでの経験を元にしています。地域によっては少し異なるかもしれません。
ですが、キャバクラは基本どこも似たりよったりだと思います。