キャバクラはヤクザと繋がっているのか。キャバクラと暴力団のお話。

おはようございます。蔵之介です。
今回は「キャバクラはヤクザと繋がっているのか」
というテーマについて、約10年の黒服経験がある筆者が解説します。

今回は少しダークなテーマです。
なんとなくキャバクラなどの水商売にはこういうダークなイメージがあったりしますよね。
ですがこれは本当なのでしょうか。

  • キャバクラで働いてみたいけど、ちょっと怖いから辞めとこうかな。
  • キャバクラは怖い方たちと裏で繋がっているの?

というような疑問を持っている方は、この記事を読めば

  • キャバクラとヤクザは実際に関わっているのか
  • なぜキャバクラなどの水商売にはこういうダークなイメージが浸透しているのか

といったことが理解できると思います。

よかったら参考にしてみてください。

キャバクラとヤクザとの繋がり

まず結論から言います。

ヤクザと関わっているお店や、ヤクザが経営しているお店(直営店)は実際にあります。
ですが全く関わりのないお店も沢山あります。

ここでいう『関わっている』というのは、『金銭のやり取りがある』という意味です。

ただし、ヤクザと関わっているとしてもそこで働くキャバ嬢にはそれほど影響はありません。

また、ヤクザと関わっていようが関わっていなかろうが、給料未払いや遅延、謎の罰金など違法行為をしている悪質なお店は存在します。

どうしてヤクザと関わるキャバクラがあるのか

なぜヤクザと関わるキャバクラがあるのかというと、昔は酔っ払ってトラブルを起こすお客様や無銭飲食しようとするお客様などをどうにかするためにヤクザの方々に対応してもらうことが多かったからです。いわゆる、ケツ持ちです。

要は、みかじめ料をヤクザの方々に支払い、その代わりにトラブル対応をしてもらっていたのです。

もしくはみかじめ料を支払わないと、嫌がらせにあうので仕方なく支払うという場合もあったはずです。

昔の水商売系のお店では、こういったことが当然の風習だったのです。
そして、その風習を今もそのまま受け継いでいるお店もあるということです。

今はヤクザと関わりを持たないキャバクラも多い

時代が変わり、暴対法でヤクザの方々と関わることが昔よりもハイリスクになったことや、ヤクザの方々に頼らなくても何かトラブルが起こった時は警察に対応してもらえば済む話なので、ヤクザの方々への取り締まりが厳しくなったこのタイミングで関わりを辞めるお店が増えたのです。

なので「キャバクラはヤクザとの関わりがありそうで怖いから働くのは辞めとこうかな」という方もいると思いますが、今は一切関わりのないお店も本当に沢山あるので全てひとまとめにダークなものと認識するのは間違っています。

お店とヤクザの関わりはキャバ嬢にとってはそれほど影響はない

こんな意見は良くないかもしれませんが、ヤクザと関わりがあるお店だとしても、そこで働くキャバ嬢にはそれほど影響はありません。

なぜなら、そこで働いている黒服はただの従業員だからです。
ヤクザの方がお店で業務をしているわけではありません。
あくまでもヤクザの方に毎月お金を支払っているだけ、もしくは直営店の場合ならオーナーの方がヤクザというだけです。

それに、基本的にキャバクラではキャバ嬢は大事な商品なので、どんなお店も大事にしようとはしてくれます。
キャバ嬢がいなければ商売が成り立ちません。
なので、普通に働いていてお店の人から怖い目にあわせられる、なんてことはまずありえません。
普通に出勤して働いている限りは普通のキャバクラとなんら変わりません。
もしかしたらお店を辞める時は、辞め方によってはトラブルになるかもしれませんが。

『客層が悪いのでは?』という意見もありますが、これは何とも言えないところです。
たしかに直営店は客層悪めだという話は実際に聞いたことがあります。
そして、理由も分かります。
オーナーさんのご友人の方々が来店されることが多いからですね。
ただ、直営店ではなくて毎月みかじめ料を支払っているだけのお店は客層が悪くないお店もあります。それに、ヤクザとの関わりがないお店でも客層の悪いお店はあります。

また冒頭でも少し触れましたが、給料未払いや遅延、謎の罰金などの違法行為をしているお店はこの業界ではちらほらあります。
しかし、これはヤクザとの関わり云々は関係ないケースも多いです。

今は情報社会なので、ネットで検索すれば嘘も多いですがそういった情報を調べることができます。
どうしても気になる場合は調べてみるといいです。
ですが、本当の実態は自分で実際に働いてみないと分からない場合が多いです。

ちなみにこういった面がクリーンで安心できるのは、全国的に展開している大手のキャバクラグループになります。

まとめ

今はヤクザと一切関わりがないキャバクラはたくさんあります。
一方で、昔ながらの風習が残っているキャバクラも当然あります。
そして、それとは全く関係なく違法行為をしているお店もちらほらあります。
大手キャバクラグループはこういう面で一番安心して働ける環境が整っています。

後書き

今回はキャバクラとヤクザの関わりについて書いてみました。
筆者も大学生の時にボーイをやり始めた時は少し気になったりしていました。
実際、当時筆者の働いていた同じビルに直営店がありました。
ですが、そこで働いているキャバ嬢は至って普通でした。
店の黒服は気合の入ったタイプが多かったですが、水商売の黒服なんて基本どこもそんなもんです。
たまに真っ黒の高級車がビル前に横付けされていることがあり、それを見て「今日はあそこのオーナーが来てるんだな」とか思っていました。
それ以外、特に気になったこともありません。
会えば普通に挨拶するという感じでした。

※このブログ記事は筆者の10年近くの黒服経験をベースに書いており、都心のキャバクラでの経験を元にしています。地域によっては少し異なるかもしれません。
ですが、キャバクラは基本どこも似たりよったりだと思います。